やっと介護認定結果が出た ~ 関係者それぞれにとって悲喜こもごもの結果に

2024年10月12日


想定よりも1ヶ月遅れましたが

無事届きました!

お医者さまが忙しく意見書をなかなか書いてもらなかったため(こちらの記事)、1ヶ月遅れで要介護認定の2次審査が行われた翌日、ケアマネージャーさんから電話がありました。

「結果は昨日出たそうです。近日中に郵送でお知らせが届くとは思うのですが、電話を市役所にかけると郵便の到着前でも教えてもらえるそうですから、聞いてもらえないでしょうか?」とのこと。

ケアマネさんに教えてもらった市役所の担当部署の電話番号にかけると、息子であることの確認があり、その後、すぐに教えてもらえました。

「要介護1です。1年間となります」

要支援ではなくて、一応、要介護なのですね!

その部分ではホッとします。今後受けるサービスの幅は広がりそうです。当初は要支援でも受けられたら……と個人的に思っていましたから、「ほぉ!」という感じです。

すぐにケアマネさんに連絡をします。

すると、

「はぁ、1ですか!」

やや不満げな声に聞こえます。

そこで、「ケアマネージャーさんはどのくらいを想定していらっしゃいました?」と尋ねると、

「要介護2にはなるかもと思ったのですが……」

ということでした。

が、同時に「まぁ、客観的な指標では確かに1でも止む得ませんね」ともおっしゃいます。

要介護1では日常生活で、部分的な介助が必要ですが、ほとんどのことを自分で行えるというレベルです。対して要介護2では調理や入浴など、身の回りのことを一人で行うことが難しいとされています。

母を客観的に見た場合、すでに料理は一人では危なっかしい。出来る日もありますが、出来ない日も。掃除はすでに掃除機の使い方がわからなくなって難しいですが、拭き掃除はできます。買い物は、足が痛むので、送り迎えがあればできます。

とまぁ、こうしてみると、要介護の1と2の間という感じでしょうか。

さて、妹に連絡するとこちらは明らかにがっかりした反応です。

「会社の介護休暇の申請が1だとだめなんだ。2でないと」

ああ、そうか!確かにそれは残念だ。

とまぁ、一つの結果、家族や周囲の人それぞれにとらえる意味が違うのだなぁと納得です。

ただ、アルツハイマーという着実に進行していく病気の特性を考えれば、悲しい事ですが、数年のうちに要介護2になり、その先、3、4と確実に進んでいくはずです。

文字通り、まずは一からのスタートということになりました。