お金の管理が日々難しくなる母親に現金書留での送金はできるのか?




こうしてネットでお金が無事に
到着したのはわかるのですが……

帰省の度に母親の財布に当面の生活費を入れておきます。

1~2ヶ月に一度の帰省ですし、額もさほど必要ないのであまり深刻な問題ではなかったのですが……。

母の記憶はどんどん減退しているみたいで、ついに財布をどこに置いたかがわからなくなりはじめます。

ケアマネさんからの報告で病院に行ったりするのに財布を探し回って結局見つからず、病院に送り迎えしてくださる方に建て替えて頂いたという話を聞きます。

恐縮してすぐにその方にお金を振り込んだのですが……。

それにしても財布、どこにやったのか……といぶかしがっていたのですが、その後、どうにか見つけ出したようですが、今度は、その中身が全く無いというのです!

今回は私の帰省に間が少し空くので、多めのお金を入れておきました。それを全部使い切ることはあり得ず、結局母のことなので、財布の中身がいつもより多いのをいぶかしがってどこかにしまい込んだのではないかと思います。

でも、これは困った!

事実、次の病院の際、お財布はあったものの、中身がなくて、払えないという事態に遭遇します。

またもやお手伝いしてもらった方に建て替えてもらうことに!

お金を母の口座に送金しても、おそらく、それをバスに乗って銀行に行って出すという行為は面倒くさがって難しそう。

そうなると現金書留封筒でお金を送るということしかないのかなぁ……。でも、現金書留封筒、ちゃんと受け取れるかなぁ……。

ある日、郵便局で当面の生活費を現金書留封筒に入れ送ります。日本郵便のサイトでは郵便物の追跡ができますので、それを定期的に見ていきます。

そして母親には何度も電話で「現金書留封筒が届くからちゃんとお金を出して財布に入れてね!」と話しておきます。

そして2日後、ページを見たらちょうど1時間前に配達完了との表示が!

すぐに母親にビデオ通話をして見ると……。

私「ねぇ、送った現金書留封筒、1時間ほど前に届いたでしょ?」
母「いや、なにも届いていないよ」
私「そんなはずないよ。こういう封筒だよ」と、手に予備の同じ封筒を画面で示します。
母「ああ、そういえば、そんなものをもらったね」
私「どこに置いたの?中を開けてみた?」
母「いや、どこかに置いた」

さぁ、それからが大捜索。たった一時間前に届いているので、きっとスグに見つかるだろうとおもったのは浅はかでした。

ビデオ通話をしながら一緒に探すのですが、一向にみつからず。

結局最後まで見つかりませんでした。

というわけでこの方法はダメでした。

一体、どうすれば母に送金できるのやら……。

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