2年半ぶりの帰省を感染拡大で断念(2022年7月30日)
NHKのニュース画面から
2020年春頃から日本でも広がり始めた新型コロナウイルスによる感染症。やがて、人々の移動ができなくなる事態に進展してしまいます。それまでおよそ2~3ヶ月に一度帰省していた私も、「帰ってこないで」との母親からのリクエストがあり、帰省できない状態となっていたのは今までの記事に書いた通りです。
彼女の住んでいる場所は小さな山村ともいえる地域。コミュニティーの繋がりが密接ですから、帰省するとすぐにウワサになってしまうようなエリアです。その点はかつて暮らした人間ですので、私もよくわかります。そこで、じっと我慢の日々でした。
しかし、母親の言動が少々おかしくなり、そろそろ帰省をして様子を見たいという気持ちが強くなります。
世の中では感染が以前ほどの状態ではなくなりつつあり、様々な屋外イベントなども再開。さらには7月より県民割の全国拡大など、人々の全国移動が許されるというより、むしろ奨励されるような状況になってきました。
これはチャンスかもしれません。
そこで、具体的な帰省プランを立て始めます。
そしてJRの切符の手配やレンタカーの手配も無事に終わります。
そして電話のやりとりを母親とするのですが、やはり記憶の衰えを感じます。帰省する到着の日をメモをとらせながら伝えたのにもかかわらず、その数日後、再び電話すると「いつ帰ってくる?」との質問。メモは?と尋ねると、「メモなんてしてた?」と答が返ってきます。結局、その書いたはずのメモはみつからなかったようでした。
ところが、その直後、実家のあるエリアで再び感染が広がり始めます。
そして見る見る間に感染者数が増えて、帰省を予定していた数日前には、とても帰ることのできる状況ではなくなってきます。母親からも「絶対に帰ってこないで」と懇願され、あきらめることになりました。
切符やレンタカーのキャンセルなど、直前ですので高額。かなりの出費となります。1ヶ月程度先延ばしであれば、乗車変更で余計な出費もせずに済むのですが、コロナで先が見通せない状態となればキャンセル以外に仕方ありません。
実家が遠距離だと、こうした苦労は絶えないですよね。
そして、このあと、母親の状態はますます怪しくなってきます。
私にとってとても参考になった本で、オススメします!
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