このブログと作者について

2023年8月26日

私は東京に住む60代の男性です。サラリーマンを定年退職し、今は自営業を細々と行っております。妻がいますが、子どもはいません。

そしてこのブログの主役である母は、東京から1,000キロ以上も遠く離れた山村にある実家の一軒家で一人暮らしをしています。帰省するとなると10時間近くかかる距離です。1935年の生まれですから、今年(2023年)、満年齢での米寿を迎えます。

父はすでに十年以上も前に他界。

二人の子ども、つまり私と妹はともに東京に住んでいます。

幸いなことに母親はいままで大きな病気をせずに過ごしてきました。もちろん、加齢にともなう身体の不調は色々とありますが、一人で生活するには困らないレベルのものでした。そのため、私と妹の二人は遠距離に住みながら、2ヶ月に一度程度帰省して、生活必需品の購入などの手伝いをする程度で過ごしてきました。

そこにコロナ禍が降って湧いたように起こり、帰省ができなくなります。その状態が2年以上続いているうちに、2022年の5月頃、ふと気になることが出てきました。

電話での会話ですが、以前と比べて言葉の言い間違いが増えてきているように感じるのです。

ただ、言い間違いをしても、多くの場合は自分ですぐに気付くようで、訂正するので、まだまだ大丈夫かとは思うのですが、さすがに、年齢を考えると気になってきます。

そろそろ色々な準備をしておいた方がいいのではないか?

・認知症になったらどうする?

・急に骨折して歩けなくなったらどうする?

・最悪の事態が起きたときにはどうする?

そんなことを考えはじめ、そこから、個人的な記録をとりはじめました。

そして、現在は2023年7月。この1年間で次第に母親の健康状態が悪化しており、ここ数ヶ月、心配で眠れぬ日を何度も経験しました。

そして、まもなく介護認定、介護施設の利用などの経過を辿ることになりそうです。

ここから現在進行形で、起きている事、自分自身が調べたこと、学んだ事、経験したことを読者の皆さんにお伝えしたいと思います。同じような境遇の方の参考になればとの思いです。

ただし、私は医学や介護の専門家ではありません。あくまで家族の介護を経験しはじめた初心者としてこちらに記録を取っておきます(そのためこのサイトのシンボルマークも初心者マークとなっています)。

また、こちらで紹介する様々な制度などは時間とともに変化していくと思いますので、最新の情報もご覧になりながら、参考にしていただけたらと思います。


我々にとってとても参考になった本で、オススメします!

Posted by kaigo