2年半ぶりの帰省を終え、介護支援センターに初めて連絡してみた(2022年12月2日)

2023年9月3日



7月には叶わなかった帰省。いよいよコロナ禍も落ち着いてきたので、11月に帰省。

本当に久しぶりの帰省となりました。

電話で感じていた通り、母親の記憶がずいぶんと衰えていることを確認しましたが、それでも、直接対面で会話していると、さほど不自然さは感じず、不思議な気分になります。

直接会っていることが刺激になっているのでしょうか。

確かに、これまでずっと母親は一人で過ごすことが多かったはず。しかも、ここ数年で、友人たちも他界したり施設にはいったりして、ますます孤独になっていたのは確かです。それでも、母は1~2ヶ月に一度、実家の手伝いをしたりしていると、2週間に1度の病院通いが数少ない外界との刺激だったでしょう。

確かに、それでは自分でも認知症になっちゃうかも……、と思ってしまうくらいに刺激のない田舎暮らしです。

しかし、安心は禁物。やはり、認知力が落ちているのは確かですし、それが進行していく可能性があるのであれば、前もって色々と準備しておく必要があります。

その後12月に再度帰省することになり、そこで、地域の担当の方と顔合わせだけでも出来ればと、あらかじめ介護支援センターに連絡してみることにします。

市役所に教えてもらったセンター(こちらの記事)はメールアドレスが公開されていたので、そちらにメールしてみることにします。

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ご担当者さま

お忙しい所恐れ入ります。私、***の出身で現在東京に在住しております***と申します。

**町の実家で一人暮らしをしている母のことでご相談いたしたくメールしております。

実家の母親が87才と高齢で、時折私と、やはり東京在住の妹が帰省しているものの、最近になって足などが痛み始めるなど、次第に身体の衰えが見られるようになっています。

同時に、周囲におしゃべりする友人も少なくなり、刺激が少ないのか、記憶力も減退しているように感じられます。

今はバスに乗って買い物に出たり、食事を作ったりも、どうにか一人で出来ているようですが、遠くない将来にそれも出来なくなる可能性が高いのではないかと危惧しております。

そうした場合に、遠距離に済む私たちにどのような事ができるのかと思い、**市役所の***に問い合わせをしたところ、『***』様が地域のご担当であり、一度相談をしてみてはどうかとアドバイスを受けました。

母にもその話をしたのですが、「私はまだまだ大丈夫」と、頑なにそうした支援の相談を拒否しているような、むしろ怒り出すような状態です。

たとえば、私一人で(母に内緒で)、一度センターに直接伺ってご相談させていただくということができないかということを考えておりまして、メールした次第でございます。

今後、いざというときにどう動いたら良いのか、アドバイスをいただけたらと思いますがいかがでしょうか。

ちょうど来月帰省する予定となっております。この間に少しお時間をいただいてご相談することは可能でしょうか。

突然のお問い合わせ、申し訳ございません。

お時間のあるときにでもご返信いただければ助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

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その結果、1週間ちょっとして返信がありました。

その後、わかったのはこちらの施設ではメールでの返信は時間がかかるということでした。電話以外の連絡はあまりありがたくないようです。おそらくそういうカルチャーなのでしょう。

ただ、返信はとても丁寧なものでしたし、なんと返信して下さった担当者は私の中学校の同級生!

狭いコミュニティーですから、こういうことがあるのですね!驚くと同時に信頼の置ける人だと知っていますから、心から安心します。

センターには彼女を含め数名のケアマネさんがおり、管理者と相談の上、彼女が担当してくださることになったということでした。

メールには逆に同級生で差し障りがあれば他の人に交替もできるとのことが記されていましたが、彼女の人柄を知っており、このままお願いしようと思いました。

そして、とりあえず私が一人で訪問するのもOKとのことで、時間も決めました。