要介護認定の申請をするのに1ヶ月に3度の帰省 ~ 遠距離の大変さを実感(2023年7月27日)

2023年9月3日




ALSOKさんのページから……
(とてもわかりやすい説明のサイトです)
https://kaigo.alsok.co.jp/care_story/archives/46#

この半月あまり、大変な勢いで物事を進めてきました。個別の出来事はそれぞれ別の記事にする予定ですが、簡単に流れをご紹介すると……。

ケアマネさんと話していて「もう要介護認定を申請するタイミングになっていると思います」とのアドバイスをもらい、迷っていた申請をする決意をします。それが7月第二週の5日間の帰省の時でした。

そこで、母にも相談してみますが、あまり意味を理解出来ない様子。

これは勝手に進めるしかない……、と妹とも相談の上、スケジュールをたてます。

まず必要な事は主治医に意見書を書いてもらうこと。今回の帰省中では間に合わず、急遽、翌週、つまり7月の第三週に再び帰省することにします。そして、そこで、先生に書いてもらうようにケアマネさんからも連絡してもらい、検査などの日程を決めます。さらに、ヘルパーさんなどの派遣は認定を受ける前に先倒しで可能と言うことであり、契約もそのときに結ぶということにしました。

さて、その翌週の帰省、仕事の都合があり、3日間という過密なスケジュール。片道10時間近くかかる帰省ですから、前後2日間は移動にとられます。つまり、実質1日!

その1日で母をクリニックに連れて行き、意見書を書いてもらうための検査と診察を受けました。

すると、そこで先生からはMRIを受けて欲しいとのこと。そのクリニックにはMRIはありませんので、市内の大きな病院の予約をとらなければなりません。すると、今回の帰省では無理。翌週なら予約が取れるということ。

仕方なく、その次の週、つまり7月第四週に4日間帰省することにします。な、なんと、一月に3度も帰省。こんなに大変なことになるとは思っていませんでした。(-_-;)

さらに、ケアマネさんから市役所の担当の方と要介護認定の調査訪問の日程も打診されます。偶然ですが、翌週のMRIの日が空いているとのこと。これは助かります。そこで、その1日に一気に片付けてしまうことに。

そして翌週、怒濤の7月3回目の帰省。朝イチでまずクリニックに出かけて紹介状を受け取り、その足で大病院でMRI検査。それを終えて、今度は自宅で要介護認定のための調査訪問を受けます。

MRI検査では慣れない母のために、検査技士さんが説明をしてくださるのですが、さすがに高齢の人を相手にするのが慣れており、耳の遠い母親でもしっかりとわかるように、時間をかけてゆっくりと説明してくださいます。

そのおかげもあってか、特に大きな問題も無く検査は終わり、2時間半後にはデータを受け取って病院をあとにしました。途中、昼食をコンビニで買い、家に戻ります。

午後、市役所から女性お一人での訪問調査。ケアマネさんが付き添って下さいました。

ケアマネさんからは事前に「現実と違うことをお母さんがおっしゃっても、その場で遮るのではなく、あとで、調査員に伝えてください」とクギをさされていますので、その通りにしておきました。

事前にネットなどで調べていた通りのやりとりで、認知の状態から、現在の身体の状態まで、聞き取りを丁寧にされていきます。

「買い物もできていますか?」という質問にも「はい。もちろん。今週も何度か……」と、全く外出をしていないはずなのに答えています。本人はウソをついているつもりではなく、そう思い込んでいるようです。後ほど「ここ数週間一歩も外に出ていません」と調査員さんにささやいておきました。

ただ、「隣にいる方はどなたですか?」と調査員さんが私を示して母に尋ねたときに、

「わかりません。親戚のだれかだと思います」との答え。息子としてはショックですが……。(-_-;)

これであれば、さすがに「非認定」にはならないだろうと、まずは安堵しました。

訪問調査を行って下さった市役所の方もとても親切で優しい方だったので助かりました。担当のケアマネさんも明るく元気な方なのでありがたいのです。

さほど時間もかからず、無事に調査が終わります。このあと、大病院から受け取ったデータをクリニックに持って行き、1日を終えました。

さて、標準で30日ほどかかると言われる結果の発表。どうなりますやら!?