果物の皮を処分できなくなった母
こんな風景を目にするようになりました
新たな謎解きです……
前回、母親の異常なまでに旺盛な食欲について書きました。
その際に、わずか1時間ほどですっかりと姿を消した大量の果物たち、母親の胃袋に入ったのに違いないと踏み、ベランダを見てみると案の定、バナナやグレープフルーツ、オレンジの皮が広げて置いてありました。
なぜ?
実はここ半年、母親は食べた果物の皮や食材のトレーなどをベランダに置くようになったのです。
そして、それがどんどん溜まっていき、まるでベランダがゴミ置き場の様相に。
家の目の前には市のゴミ収集場所があるのにも関わらず。
2つ原因があると踏んでいます。
一つは認知症が進み、曜日がわからなくなっています。そのため、いつゴミを出して良いかわからなくなってしまったからではないでしょうか。多くの市町村と同じで、我が実家の町もゴミ収集日が決められていて、その日の朝に出さないといけません。それ以前に出すとルール違反ということで、町内で問題になります。これ、合理的な方法ですが、母のような曜日のわからない認知症にとっては、対応できないルールと言えます。
もう一つの原因はもとからある生活の習慣。実家には歩いて数分の所に我が家の畑があります。そこで生ゴミを捨てるのが長年の習慣でした。堆肥になるからです。したがって、わざわざゴミ袋を有料で買ってゴミに出すと言うことに対して「勿体ない」という感覚を持っていました。ところが足が悪くなり、認知が進んだため、畑には行けません。そして生ゴミを出すのがモッタイナイ。そのため、生ゴミをとりあえずベランダに出すという行動を始めたのでは。
というわけで2つ、理由として考えられるわけです。
とりあえずヘルパーさんにはベランダに生ゴミが広げられている場合には、燃えるゴミの袋に入れて頂くようにお願いしておきましたが、どうなりますやら!
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